早朝から地元のローカル線に乗り・・・
つくばEX〜山手線〜新幹線を乗り継いで向った先は・・
富士山の麓、静岡県です。

何をしに行ったかと言うと、森林認証を取得してある森の見学&取り組み内容の勉強です。
森林認証を取得するには、いくつもの基準をクリアしなければなりません。

日本は世界第二の森林国って知ってました?
日本の森林も、すべてこの認証をクリアすれば環境立国になれるんでしょうけどね・・。
国内の木材自給率が30%台の現状を考えると、この問題は川上(生産者)から川下(工務店さん)まで共通の認識で取り組んでいく課題だと思います。



間伐されてしっかりと手入れされた森。
富士山麓は裾野が広いため、比較的に平坦地が多く、間伐も容易だと言ってました。
茨城の山はもっと急斜面ですからね^^;
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こちらは手入れされてない森。
木が込み合って、下草も生えてません。
一見、真っ直ぐに生えてるようでも、幹が細く立ち枯れた木も目立ちます。
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お昼を山の中で食べ、下山して向ったのは・・・
この認証された森から切り出した丸太を、専門に製材する「富士ひのき加工共同組合

丸太の選別から、厳密に管理され地元ブランドを守ってます。
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製材した材料を低温乾燥させ、強度を測って印字します。
SD=含水率(低いほど乾燥してます)  E=ヤング率(高いほど強度があります)
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ちなみにこんな実験もしてました。
建築ではよく使われる桧の9cmの角材。
それぞれヤング率が違います。
この上に人が乗って、たわみ具合を見てみようってやつです。
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結果と言うと、ヤング率の低い材はすごい曲がります。
上に乗った人が体感出来るんですから!
天然素材である木材は個体差がありますから、強い木も弱い木も出来ます。
部材別に適材適所するには、性能が印字されてないと使えませんね。


この製材工場で製品になった物を・・・
地元の材木屋が売り、そして地元の工務店さんが使います。
そして、その利益を山に還元させる・・・
川上から川下まで、一体になって地域の住宅を支えてるんです。
地域の森林も荒れませんし、何より輸送コストがかからないのもエコですよね!


最後に「生産者」と「工務店さん」の発表がありました。
今ではKD材(人工乾燥材)が当たり前ですが、乾燥方法も多種多様。
コスト優先なのか、性能重視なのか・・・
ちなみにここは、低温乾燥(55℃)で2週間くらいとの事。
この乾燥工程が、この地域の材料の性能を1番引き出せるとの事でした。

「私たちは、富士ひのきが1番だとは思ってません。」
「他にもっと良い材が出る地域はたくさんあると思います。」
「でも他の地域から丸太を集めてたら、地元の森が荒れてしまうじゃないですか!」
「我々業者以上に、建築主の人は共感してくれるんですよ!」

全国ベースで見ると、こんな取り組みはまだまだ少数だと思いますが、近い将来、必要に迫られる時期が必ず来るんじゃないかと思います。


*当日は日帰り強行だったので疲れました^^; 次回は泊まりでじっくり行って見たいですね^^;





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